【藁のオムレツスペシャル 】

卵料理卵

Nakano Yuki

材料（4人分）

• 卵　3個
• 油揚げ　2枚
• アスパラガス　2本（または、藁のような食感かもと思える食材を適宜）
• スライスチーズ　1枚
• 牛乳　大さじ２
• マヨネーズ　大さじ２
• 油　大さじ１
• 塩・こしょう　適宜

作り方

1. アスパラはあらかじめゆでて、4㎝程度の長さに切る。 .
2. 油揚げを細切りにし、フライパンでカリカリになるまで空炒りする。皿にとり、塩、コショウを強めに振っておく。 .
3. ボールに卵を割り入れ、牛乳、マヨネーズを加えよくかきほぐす。 .
4. フライパンに油をしき強火。
   ３を流しいれ中火。まわりがかたまってきたら、箸で全体をゆっくり8回程度大きくかき混ぜ形を整える。弱火にし、１とチーズをのせ、ふたして2-3分蒸し焼きにする。 .
5. チーズがとけたら火を止める。２を盛り付け、できあがり。皿にとりわけて油揚げを包むようにしていただくのがおすすめ。お好みで粒マスタードやフレンチドレッシングを添えてどうぞ。
   

【ポイント】

• 油揚げは極細く切ると藁っぽく見えます（私はちょっと太めな切り方になってしまいました・笑）。
• アスパラガスのかわりにご自身が想像する「藁の食感かも」な食材を1品いれてみてください。プチトマト、モヤシ、山菜、ちりめんじゃこ・・・いろいろありそうです。
• チーズはお好きなものを。
• 油揚げをつかったことには、こだわりがあります。江戸時代の料理本『豆腐百珍』の中に、稭（しべ）豆腐というものがあります。稭とは藁の穂の芯のこと。実際飢饉のときに食べていた部分も同じだと思われます。この料理は、水切りし裏ごした豆腐に卵白を加え、火を通し細切りにして乾煎りすると藁稭（わらしべ）のような一品になるそうです。ここからアイデアをもらい、代わりに油揚げを細く切って乾煎りにしました。