【長芋の宝煮】
平田 侑子
袋状になったものに詰め物をしたお料理を「宝煮」
と言います。
口に入れると、お出汁をたっぷり吸った油揚げとトロッとした長芋が、口一杯に広がります。
時間のあるこんな時、お出汁をしっかり取って、お汁たっぷりで召し上がって下さいね。
作り方
- 油揚げ3〜4枚は、油抜き、またはペーパーで拭き取ってから、半分に切ります。
- 中位の長さの長芋を半分ほどすり下ろして、①の油揚げに入れて、楊枝でしっかり止めます。
- 油揚げがきっちり入る鍋に出汁と調味料を入れて煮立てます。
- 出汁…2カップ
- 薄口醤油…大さじ1と2分の1
- 砂糖… 大さじ1〜2
*もちろん濃口醤油でも大丈夫ですが、味も見た目の色もすっきりするので、私は薄口を使っています。
*煮汁が少なくなるまで、10分ほど煮含めます。
仕上げは、強火にして煮詰めるようにします。
*20〜30分おきますと、長芋の固さが落ち着いて、食べやすくなります。