【鶏のビール煮】
小林 由季
材料(3〜4人前)
- 鶏のもも肉3−4枚
- 玉ねぎ 大2個
- ジャガイモ 大きめ 3−4個
- ニンニク 2、3かけ
- オリーブオイルまたはサラダオイル(炒め用と揚げ用)
- ビール1缶
- 塩 少々
- ローレルあれば 数枚
作り方
- 鶏もも肉に軽く小麦粉と塩を降って、大きめのフライパン(または鍋。底が広いのが良いです。)でオリーブオイルまたはサラダ油で焼き色を両面につける。皿に取り出す。
- 同じフライパン(または鍋)でそのままの油で、玉ねぎのスライスとニンニクのみじん切りを中火でゆっくりじっくり、10ー15分程度炒める。
- 甘くなった玉ねぎのベッドに1)の鶏肉を戻して、ビールを注ぐ。フライパンや鍋の深さによりますが、鶏肉の表面ひたひたぐらいまで注ぐ。ノンアルコールビールでもできます。
我が家はマドリーなのでMahouですが、しっかりとした味わい。バドワイザーみたいな味の薄いビールはあまり向かないと思います。黒ビールだとアイルランドの料理になりそうです。
中火で25分程度煮る。蓋はせずに、時々鳥を裏返したりしながら煮汁を煮詰めてゆくような感じ。ローレルがあれば数枚入れるとなお良いです。うちは切らしています。スペインはなぜかスーパーの香料の棚の品切れが激しい。 - この間に、皮を剥いてダイス状に切ったジャガイモに軽く塩をふり、5分ぐらい置いて汗を掻かせた後、別のフライパンまたは鍋で中温度のオイルで揚げる。キッチンペーパーの上で軽く油を切っておく。テンブラのようにたっぷりの油で揚げる必要はありません。最後に鳥と一緒になるので、中が多少硬くても大丈夫。適当で。
- フライパンの中に、4)のジャガイモを入れ、フニャッと汁を吸うまで温めて、塩で味を整え、そのまま食卓へ。
このレシピが偉大なところは、汁を吸ったジャガイモのえも言われぬ汚さと、フライとも煮物とも言えぬ中途半端な柔らかさと、揚げジャガのほのかな香ばしさであり、ジャガイモのための料理なんじゃないか、と思うほど。育ち盛りのお子さんに「お母さん!肉少ないよ!」と責められる心配もありません。ジャガイモ多めをお勧めします。
↓詳しいレシピはこちらをご覧ください(記事元)
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