【鶏肉としめじの炊き込みご飯】

ごはんもの野菜,,

前田 量子

鶏肉としめじの炊き込みご飯

材料(6~7杯分)

  • 米   3合
  • 醤油  酒または味醂 各大さじ3
  • 出汁  お米、調味料を入れた後に炊飯器の目盛りまで出汁を加える。鍋で炊きたい場合は総量1080gになればOK.

    ※塩分が入っている顆粒出汁ならば醤油は大さじ2にし、顆粒出汁6グラムを加え、水を目盛りまで加える。
    ※めんつゆがある方はめんつゆ75mlのみですべての調味料は不要となります。

<具材>

  • 鶏肉(釜めし、チキンライス用) 150g
  • しめじ  100g
  • 人参   80g
  • 油揚げ  2枚(30g)

    ※具材は米に対して80%くらいが適量です。
    炊き込みご飯は包容力の高い料理なので多少のずれは全く問題ありません。

作り方

  1. お米はといで30分吸水させる。
    ※吸水方法は水に浸けてもザル上げでもどちらでも構いません。
  2. 水気を切ったお米と調味料、出汁を加えて全体をかき混ぜ、食べやすい大きさに切った材料を上にのせて炊飯器で普通に炊飯する。
  3. 炊きあがったらなるべく早く全体をほぐし、3分ほど蒸らす。

炊き込みご飯の法則とコツ解説

Q①我が家の炊飯器の適量は?

A.5合の炊飯器なら3合。10合の炊飯器なら6合です。
60%を目安にしてください。例えばお持ちの炊飯器が5合の場合、5×60%=3合 が適量となります。

Q②炊き込みご飯の黄金比ってあるの?

A.米1合:醤油大さじ1:酒か味醂大さじ1が黄金比です。
詳しく書くと
・米   1合(150g)に対して
・醤油  大さじ1(18g)
・酒または味醂 大さじ1(酒:15gまたは味醂:18g)
・出汁  360g-(吸水したお米+調味料)
※塩分が入っている顆粒出汁を使用したい場合は1合につき2gにし、醤油を1/3控えてください。
です。本来は具材に合わせてもっと複雑なのですが、
これでほとんどの人が美味しい。と思える味を作ることができます。これを基準に一度炊いてみて、そこから『自分には薄い』と思ったら醤油を多めに。濃かったら少なめに。色が濃いと思えが薄口醤油に変えたり塩2.5gに変更してもOKです。

Q③浸水って水に浸けるのが正解?ザル上げが正解?

A.どちらも正解です。
炊き込みご飯で一番大切なのは調味料を入れる前に30分以上吸水させることです。調味料には吸水を妨げる原因となる物質が含まれているためです。
吸水方法によりお米に含まれる水分の誤差が最大15%変わりますので、出汁の量は何㏄と決めず、360g-(吸水したお米+調味料)と考えると、浸水方法を選ばず良い水加減で炊くことができます。

Q④具材の適量って何グラム?

A.1合に対して120gです。
お米に対して80%で大体バランスが良くなります。1合は150gなので150×80%=120gです。 鶏肉、野菜など合わせて 120gを目安にします。炊き込みご飯は包容力の高い料理なので、多少の変動は大丈夫です。水分を多く含む材料、5合以上炊く場合は具材から出る水分も加味し、水加減を控えるとうまく行きます。

Q⑤具材とお米は混ぜて炊いた方がいい?

A.混ぜないのが正解です。
混ぜるとお米の対流を妨げたり加熱むらをおこすためです。

↓詳しいレシピはこちらをご覧ください(記事元)
https://www.facebook.com/ryouko.maeda/posts/2508827062550558