【楊家の姜葱醬】

調味料・ソース野菜

楊 さちこ

ご紹介するのは【楊家の姜葱醬】ぎょんつぉんじょーん。
薬膳や漢方が生活に根付いている「食在香港」の｀ちょい足し常備調味料‘です。
お味噌汁にそれぞれの家の味があるように、姜葱醬も作る人によって作り方も味も全然違うんです。今回は私の嫁いだ楊家の姜葱醬の作り方をお伝えいたします。
作り方はとっても簡単！
「刻んだネギと生姜にごまと塩をふりかけて、熱したごま油をかけて混ぜるだけ」。なのに、「ある」と「ない」では大違い！なんです。
中華料理だけでなく、いろんなお料理にちょい足しするだけで、薬膳的効果満載。健康長寿はもちろん、免疫力UPにも大貢献してくれます。 

材料（出来上がりが350gとして）

• 青ねぎ　７〜８本（60g）
• 生姜 100g
• 天然海塩 ひとつまみ
• 白ごま　　大さじ半分
• ごま油　200ml　（私が使っているのは、太白ごま油。熱を加えても煙が出にくく、料理の味を邪魔しないのにコクがでます）

　〈保存に必要なもの〉

• 消毒したガラス瓶（ジャムを作るノリで）

作り方

1. ねぎと生姜を刻んで、丼鉢にいれる
2. １.に、ごまと塩をいれる
3. 小鍋やフライパンでごま油を熱する
4. 油から煙がでてきたら火を止める（温度としては約140度）
5. ２．にごま油を回しかけしてから混ぜる
   
   簡単にいうと、「刻んだねぎと生姜に、ごまと塩をふりかけて、熱したごま油をかけて混ぜる」です。

　〈保存について〉

　冷蔵庫で約１週間の保存が可能です。
　冷凍庫では約１ヶ月の保存が可能です。 〈使い方は無限大です〉

• 納豆に混ぜる「薬味」として
• 茹でたチキンに「添えたら」、海南鶏飯風に
• 蒸し野菜やサラダの「ドレッシング」として
• そうめんちゃんぷるーや焼きそばの「調味料兼オイル」として
• 「漬物的感覚」で、アツアツの白ごはんに
• 「酒の肴」として、冷奴と和え
  
  いつものお料理にちょい足しすることで、「定番やのに違うやん！！」のおいしさになるはずです。よろしかったらお試しください。