【『重ね煮』とアレンジ】

野菜料理・サラダ,弁当・常備菜・保存食野菜

久保田 晶子(重ね煮サロン A-KUBO えくぼ)

重ね煮

重ね煮

【材料(20cm位のお鍋1台分)】

  • きゃべつ  250g程度
  • じゃがいも 350g程度
  • たまねぎ  200g程度
  • 塩     

【作り方】

  1. 20 cm位の出来れば蓋の重い鍋を用意する
  2. ひとつまみの塩を鍋底にパラパラとまんべんなくふる
  3. きゃべつを野菜炒めにするくらいの大きさに切って鍋に入れて少し押さえてならす
  4. よく洗ったじゃがいもは皮付きのままいちょう切りか半月切りにして(5mm〜1cm弱の厚み)鍋にまんべんなく広げて入れる
  5. たまねぎは5mmの薄切りにして同様に鍋に入れる
  6. 表面をならし、塩ひとつまみをパラパラとまんべんなくふる
  7. ごく弱火にかけ40〜60分、たまねぎに火が通れば完成です(じゃがいももチェック)
    バットなどに広げて冷ます
    容器に入れ冷蔵庫で5日〜7日程度日持ちします

    ※蓋の重いstaubやル・クルーゼのようなお鍋で作る場合は無水で出来ると思いますが、蓋が軽くて加熱中湯気がたくさん出る場合は焦げる可能性がございますので50ccほどお水を入れて様子をみてください、途中パチパチと言う音がしてくるようなら必要に応じてお水を足してください

出来上がった重ね煮を使って簡単な一品↓

重ね煮オムレツ (18〜20cm のフライパン)

【材料】

  • 重ね煮   300g
  • 卵     6個
  • ピザ用チーズ 50g
  • 塩  三本指で2〜3つまみ
  • こしょう       少々
  • オリーブオイル 大さじ1

【作り方】

  1. ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、重ね煮、ピザ用チーズ、塩、こしょうを入れて混ぜる
  2. フライパンを強火にかけオリーブオイルを入れ、温まったら卵液を一気に入れる
    まわりが加熱されて固まってきたら箸でぐるぐると混ぜるのを2〜3回繰り返し、弱火で蓋をして卵液がほぼ固まるまで6〜7分加熱する
    裏返して反対側も5〜6分焼いて完成

    マヨネーズ、牛乳(濃度調整)おろしにんにくごく少量でソースを作りました、あればパセリなどを入れても良いと思います。

    いつもはパルミジャーノチーズを使いますが今回はご家庭にありそうなピザ用チーズにしました、若干焦げやすいです
    パルミジャーノチーズを使われる場合は30g位で良いと思いますがお好みで…その場合塩も少々控えめに
    チーズ抜きでも大丈夫です

    重ね煮の良さは作って冷蔵庫に入れておけばさっとお料理ができる事です。
    そこで、この重ね煮があればオムレツを焼く間に作れる2品とともにプレートランチにしてみました

 ●オムレツサンド

  • パンをスライスし(お好みで焼いて)オムレツを厚切りにしたものとお好みの野菜などの具をはさんでマヨネーズソースをかける

 ●重ね煮スープ

  • 重ね煮とベーコンやソーセージ、シーフードミックスなどお家にあるものを鍋に入れ、水を適量入れて火にかける
    プチトマトや缶詰コーンなどを入れても良い
    味付けは塩、こしょう、オリーブオイル
    大人はハーブなど入れると香りも楽しめます

 ●重ね煮サラダ

  • 柑橘(今回ははっさく)は皮をむいて適当にちぎって重ね煮と一緒にボウルに入れる
  • 塩、こしょう、酢かレモン汁を入れて混ぜ、最後にEVオリーブオイルをかける
    柑橘がなければ省略かマーマレードを混ぜても良い
    これだけでも十分美味しいですが、私は良く茹でた海老とケイパーを入れてます

    時間がなくても、気力がなくても、重ね煮が冷蔵庫にあるとぱぱっと何か作れるという安心感
    カレー、シチュー、和え物とすでに火が入っているのであっという間に調理でき、アレンジの幅は無限大

    お野菜が調和して消化も良い重ね煮は身体への負担も少なく胃腸をいたわります

    水と味噌を入れるだけ、お出汁いらずのお味噌汁も是非試してみて下さい

✳︎詳細はこちらをご覧ください(記事元)
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