【お手軽フォカッチャ】

神戸さえ

初心者でも、お子様でも、楽しくできます。レシピは、普段は自家製酵母を使用するところ、今回は、スーパーマーケットでも手に入るインスタントドライイーストを使用しました。
(ちなみに自家製酵母の作り方は、私の場合小麦粉と水を2対1の割合で混ぜてた糠床のような発酵(ルヴァン種)です)

材料

強力粉(国産小麦粉、地粉が望ましいが、市販の強力粉なら何でも良い)250g
塩 6g
砂糖6g
インスタントドライイースト小さじ1
オリーブオイル大さじ2
水　160〜170cc

作り方

材料を計量する。
大きめのボールに小麦粉を入れ、イースト、砂糖、塩も加えて混ぜる。
水とオリーブオイルを同時に入れて、粉気がなくなり、均一に塗るまで混ぜる。
台の上に生地をだしてこねるが、ボールの中でそのままこねても良い。最初は手にベタついてくるが気にしない。今回はさほど力を入れず10回ほどこねる。
まだまだボソボソした状態の生地をボールに入れて10分ほど休ませる。
10分したら、生地を取り出し、数回叩くように、ひっくり返す。すると、グルテンがつながり、こねていなくても生地がまとまってくる。
一次発酵
ボールに入れた生地を、25度から28度の場所に1時間ほどおき、生地が2倍になるくらいまで発酵をとる。室温なら暖かい場所を探すが、風呂場やコタツ内などは不衛生な環境なのでおすすめしない。生地の乾燥を防ぐため、ボールにラップかシャワーキャップで覆う。
1時間後、2倍ほどの大きさになった生地を台の上に出し、表面を平らに四角か楕円形にのばす。
二次発酵
50分ほど、27、28度の温度で発酵させる。もし室温がそれ以下だったら、発酵時間を少し長くとり、二倍ほどの大きさになるまで発酵させる。時間を長くおきすぎて、発酵し過ぎると、ダレてきてしまい、膨らまないので、気をつけること。
焼き上げる前に、生地に大さじ1のオリーブオイル（分量外）を垂らし塗る。表面を指で押して、生地に穴を開け、そこにローズマリー、トマト、チーズ、アンチョビ等、好きなものを差し込んで飾る。
焼成
オーブンを220度に設定して、約15分ほど表面がきつね色になるまで焼く。

なおこの生地は、フォカッチャのみならず、薄く伸ばしてピザ生地にもなります。お好みでいろいろアレンジしてみてください。

慣れたら、あっと言う間に作れます。発酵時間はかかりますが、他のお料理などしながら、スローライフにピッタリな手作りパンを楽しんでくださいませ。

朝食にも、ワインやビールのお供にも、香ばしい焼き立てパンの香りと共に、お洒落に食卓に彩りを添えます。焼き立ては最高のフォカッチャです。