【サクもちっじゃがいものフリッター】

野菜料理・サラダ野菜

季節のごはんとおやつ 風土

サクもちっじゃがいものフリッター

じゃがいもをすりおろして、好きな具を入れて揚げるだけ。シンプルな味わいなので素材の味が楽しめます。
揚げたてでも冷めても美味しくて、おやつやおつまみにもなるし、明石焼のように出汁にひたして食べたり、野菜のディップにつけても◎
揚げた野菜とともにあんかけにしたらボリュームのある主菜になります。

材料 (小判型で10個位)

  • じゃがいも 200g (今回はメークイン)
  • 玄米粉  大さじ3(米粉、薄力粉でもできます)
  • 片栗粉  大さじ3
  • 塩  小さじ1
  • ベーキングパウダー小さじ1/2
  • 揚げ油

    具材はお好みでなんでもどうぞ。じゃがいもに香りと旨味をのせるイメージして、旬のものだとグリンピース、筍、山菜。定番でニラ、ネギなど。
    ジャコ、えび、椎茸、ひき肉、海藻類、ベーコンなど旨味のあるものと組み合わせるのもおすすめです。

作り方

  • ボウルにじゃがいもをすりおろす。玄米粉を入れて混ぜ合わせたら、さらに片栗粉とベーキングパウダー、塩を入れてスプーンで混ぜる。
  • 好きな具を加えて柔らかめのハンバーグのタネ位の固さにする。スプーン2本を使って丸く形を成形しながら油に落とし中弱火で8分位揚げる。

ー 身体と心で感じたこと ー

じゃがいもはおろし金ですりおろすと、そのじゃがいものことがよくわかります。新じゃがは水分が多いので、このレシピ分量ではべちゃっとした仕上がりになる気がします。季節をまたいだじゃがいもは水分が少なく、サクッと仕上がります。
玄米粉はじゃがいもから出る水分を吸わせるため、片栗粉は生地をまとめてサクッと仕上げるためにいれます。個性に合わせて、すりおろしたじゃがいもの水を切ったり、粉の量を変えます。

じゃがいもの皮を入れると食べた時にじゃがいもの香りがふわっと広がります。また皮を剥いたものはじゃがいものクセが減るので、合わせる具材によって調和しやすくなります。具材の組み合わせを感じて皮を剥くか、入れるか決めてみます。

じゃがいもをおろし金でやさしくすりおろすと、なんだかやさしい味わいになります。フードプロセッサーでサッっと混ぜ合わせると均一なキリッとした味わいになる気がしています。どちらも良いところがあります。

生地ができたら、味見用に少し揚げてみて、じゃがいもの味をみます。水分や粉の量はちょうどいいか感じてみます。じゃがいもの味が薄いようなら、スパイスや旨味を加えて味をふくらますと、どんなじゃがいもでもとびきり美味しくなります。

揚げる時は鼻と耳をお鍋の中に傾けています。揚げている時に洗い物、後片付けをしながらもお鍋の中の音や香りを感じてみると、目で見なくてもひっくり返す頃合いや、揚げ上がりをちゃんと感じることができます。

✳︎詳細はこちらをご覧ください(記事元)
https://www.instagram.com/p/B_ezuG9l4E-/