【ふわふわカステラ】
室田 あずさ
材料(18㎝スクエア型あるいは丸型ひとつ分)
- たまご 4個
- 砂糖 50g
- はちみつ(あれば)20g
- ※無ければ同量を砂糖に置き換えてください
- 薄力粉 50g
- サラダ油 50g
- 牛乳 50cc
全体の手順
- 卵白と卵黄に分ける
- 卵白に砂糖を入れて固いメレンゲを作る
- 卵黄にはちみつ(あるいは同量の砂糖)、サラダ油、牛乳を混ぜ、粉を混ぜ合わせる
- 全部を混ぜ合わせて、160°で45分、蒸し焼きにする
作り方
- オーブンは160°に予熱します。天板に湯を張り、オーブンに入れておきます。
- 卵白と卵黄を分けます。
- 卵白に、砂糖を3回に分けて入れながら固く泡立てます。泡立て器を持ち上げるとピンッと短いツノが立ち、全体的にモコモコと盛り上がりツヤが出るまで。
※ボウルを逆さまにしても落ちてこないくらい - 卵黄にサラダ油とはちみつを混ぜます。全体にとろりとする程度まで。
- 牛乳を加えて混ぜ、そこに薄力粉を入れます。ヘラではなく泡立て器で、ダマが残らないように混ぜます。
- ここでゴムベラに持ち替えて、卵白の1/3を卵黄生地に混ぜ、結構思い切ってぐるぐる混ぜてよく馴染ませます。
イメージとしては、卵白は敵陣から忍び込んだスパイで、すっかり仲間みたいに溶け込んでいる…みたいな雰囲気を目指して。ここでしっかり馴染むことで、あとから全部を混ぜても揉めません。 - 残りの卵白を加え、白い泡のかたまりがなくなるように大きく混ぜます。ここは思い切って、ヘラをボウルの底にぐわあっと沿わせるように混ぜてください。
恐る恐る、慎重に混ぜていたら仕事が終わらないので、自分のテンションとしては「いつまでも泣き止まない子供をあやすくらいの心持ち」で、「ハーイハイ、わかったわかった、ハーイハイ」くらいに保ってください。
ボウルを逆さまにしても落ちてこなかった泡の力を信じて。激しい憎しみに駆られて力任せに混ぜない限り大丈夫です。
ただ、ぐるぐる練り混ぜてしまうと泡が死ぬので、「下からひっくり返す」「大きな白い泡のかたまりはヘラの先でくるくる回してほぐす」ことを心がけて混ぜてください。
※混ぜすぎかどうかの目安:生地を型に流し入れるときに、ターーーーーーッと流れ落ちるゆるさだと混ぜすぎ。もったり…、という感じだと成功。 - 天板に生地を入れた型を置き、160°で45分蒸し焼きにします。
- 焼き上がったら、冷めてからしぼむのを防ぐために、型ごと20㎝ほどの高さから2、3回落として、中の熱い空気を抜きます。
- 型のまま、網などの上にさかさまに伏せておきます。こうすることによってしっとりと仕上がり、真ん中が陥没しません。
甘さは控えめで、しかもふわふわしっとりなので、気がついたらものすごくたくさん食べていた!などということがよく起こりますが、ほとんどたまごと空気なので何の心配もいりません、心穏やかにお過ごしくださいますよう。
お子さんの朝ごはん代わりにも。
↓詳しいレシピはこちらをご覧ください(記事元)
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