【シチリア風イワシとオレンジのサラダ】
長本 和子
材料 (前菜として4人前)
- 新鮮な真鰯 3尾
- オレンジ 1個
- ホタテガイ 1パック
- 香草 適宜
- 塩 15g
- 白ワインビネガー 100cc
- EXVオリーヴ油
- 好みでサーレグロッソ(粗塩)
作り方
- ①新鮮なイワシを三枚におろす。
⭐️おろした物を買ってきてもOK. 4枚目の写真、上は包丁でおろした物、下は骨を手でしごいて開いた物。下の方法は肉が無駄になりませんが、酢につけると酸味が強くなります。 - バットに塩半量をし、イワシの切り身を並べて、上に残りの塩を振りかけ、30分置いておく。
濁った水が出るので、ワインビネガー半量でイワシについた物を洗い流し、バットに並べて残りのワインビネガーに浸す。
⭐️この状態で、冷蔵庫に置いておけば2〜3日持ちます。常備菜として便利です。 - オレンジの皮をむいて、袋から出し、斜め切りで二等分しておく。
- 三等分したイワシ、オレンジ、帆立貝を盛りつけ、香草を散らす。
⭐️写真の香草は、イタリアパセリ、はんだま(地方によってはキンジソウ、スイゼンジナと呼ばれる)、野生のフィノッキオ(シチリアの道端に生えている。日本では入手するのは難しい)。彩のためなので、味の強く無い香草ならば可。
⭐️帆立貝は彩りなので、お刺身用のものでOK。 - 塩を散らし、オリーヴ油を回しかける。
⭐️イタリア料理では、4番目の写真にある、粗い塩と細かい塩を使い分けます。この場合できれば、粗い塩を使ってください。
イワシに、ただ塩をしてワインビネガーにつけただけの簡単な物ですが、この場合の塩は浸透圧を利用して、イワシの表面に幕をつける働きです。これをしないと、イワシが柔らかいだけで、食感のメリハリがなくなります。
↓詳しいレシピはこちらをご覧ください(記事元)
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