【しっかりかための鍋プリンとミニパヴロヴァ】

スイーツ,乳製品・チーズ

足立 珠希(イタリア家庭料理&自家焙煎バール Pot)

しっかりかための鍋プリン

しっかりかための鍋プリン

【材料】

 ル・クルーゼやストウブの18cm鍋ひとつ(丸型やパウンドでももちろんOKです)

  • グラニュー糖 80g
  • 水 10cc
  • お湯 30cc
  • 全卵5つ 卵黄3つ
  • きび砂糖(いつも使っているお砂糖で大丈夫ですが、白砂糖だと甘めになります)70g
  • 牛乳 450cc
  • バニラビーンズ少し(はあまりないとおもうので、なければ綺麗に洗ったレモンの皮や柑橘の皮、シナモンがお好きでしたらシナモンでも。少し牛乳の匂いはありますがなしでも可)

【キャラメル】

  1. 鍋にお水を入れ、グラニュー糖を入れて触らずにぐるっと馴染ませてから、ときどきゆすりながら色付ける。結晶化するので小さい透明な泡がぽこぽこでるまではさわらず、スプーンなどで混ぜないでくださいね。
    香ばしい香りがして、美味しそうなキャラメル色に色づけば(黄色ではなく思い切ってこげ茶色まで焦がしてください。)お湯をざっと入れ鍋をゆすって均一にする。
    (はねます!気をつけてください)
    均一になれば、使うお鍋に流します。
    お鍋にたっぷりのせたいので、ゆるめのキャラメルにしています。冷蔵庫で少し長めに冷やしてください。
  2. お鍋に牛乳と、きび砂糖、種をこそげたバニラをさやごと入れ、弱中火で混ぜながらお砂糖を溶かします。
    沸騰させないでください。
    砂糖が溶けてまわりに細かい泡がふつふつなりかけたら火からおろしてください。
  3. ボウルに全卵と卵黄をホイッパーで泡立てないようにすり混ぜます。鍋の底にホイッパーをつけて円を描く感じです。ホイッパーはえんぴつを持つようにもつと良いです。
    すこしずつ②の牛乳を加えて混ぜます。
  4. 濾し器でこし、キャラメルを流した鍋に流し入れます。
    天板にバットをセットして鍋を置き、バットにすれすれまでお湯を張ります。(バットがなければ天板に直接でも大丈夫です。たっぷりすれすれまで張ってください。)
  5. 160度で50分から1時間ほど蒸し焼きにします。ご家庭のオーブンによって焼き時間は変わります。今回は1時間焼きました。
    鍋をゆすって、真ん中までしっかりかたまって動かないくらいが焼き上がりです。
  6. 荒熱がとれたら冷やし、まわりにぐるっとナイフをいれて、お皿をのせてひっくり返してできあがりです。
    そのままで美味しいですが、ゆるめに立てた生クリームなどもあいます。
    ご家庭ですぐにできる材料であっさりプリンにしましたが、3分の1くらいを生クリームにかえてもコクが出て美味しいです。

余った卵白3つは、焼きメレンゲにしてミニパヴロヴァはどうでしょうか。

ミニパヴロヴァ(約72個)

【材料】

  • 卵白 3つ分
  • 粉糖 120g
  • マスカルポーネチーズ
    (または泡立てた生クリーム)
  • いちご
  • いちごのコンフィチュールやジャム
  • 緑の葉っぱなどなど

【作り方】

  • 卵白を電動ミキサーで軽く泡立てたら、粉糖を2.3回にわけてその都度しっかり艶がでてツノがたつくらいまで泡立てる。
  • 絞り袋に入れ、2cmくらいに絞り出して100度のオーブンで1時間ほど様子を見ながら焼いてください。お好みでココアや、わたしは今回桜の塩漬けを刻んで2輪いれました。
  • 触ってカラカラっとなっていたらオーブンを開けて完全にさましたらできあがり。
  • 焼きメレンゲにマスカルポーネ(または生クリーム)をのせ、いちご、いちごのコンフィチュールを乗せて、緑の葉っぱなどなど飾ればかわいいミニパヴロヴァのできあがり❣️
  • コンフィチュールの甘味でマスカルポーネは砂糖なくても充分美味しいです。
    (思いつきで作ったもののめっちゃ美味しかったです笑)
    楽しんでお子様と作ってみてくださいね

✳︎詳細はこちらをご覧ください(記事元)
https://www.facebook.com/tamaki.adachi/posts/10157447809653090